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収納の基本
収納するのに押さえるべきポイントを解説します。
いざ収納場所を決定するのに考えなければならないのは動線です。動線は、私たちが日常生活を送る上で、自然に動く道筋のことです。つまり、日常生活の動きに合わせて、その場所に必要なものが置かれていると便利だと感じ、実際に「もの」を使ってしまうという動作に無駄がなくなります。
収納には「見せる収納」と「隠す収納」の2つのやり方があります。それぞれのメリットが生かせる収納を目指すとよいです。「見せる収納」は、何がどこにあるのか、ぱっと見てすぐ分かるというメリットがあります。ただ、よく考えて置かないと、ただ置くだけでは、雑然としてみられるという難点もあります。色やバランスを考え、ある程度の統一感をもたせて配置していくとセンスアップした部屋になるでしょう。「隠す収納」は中身が見えないので、見た目がよくないものや不揃いなものを収納するのによいというメリットがあります。フタや扉を閉めれば、中身が見えずスッキリして見えます。ただ、何でも詰め込んでしまい、どこに何があるのか分からないということがないように注意しなければなりません。
収納方法には「棚」「引き出し」「吊り下げ」の3つの方法があります。「棚」は本やタオル、食器などの形がそろっていて、重ねたり、並べたりできるものの収納に向いています。ただ、奥行きが合わないと、かえって無駄なスペースができるので注意が必要です。「引き出し」は、「隠す収納」そのものです。外からは中身が見えず、スッキリして見えますが、引き出しの中でものを重ねないようにしたり、仕切ったりしないと、ごちゃごちゃするのでしまい方に注意が必要です。「吊り下げ」はハンガーやフックを使った収納方法ですが、出し入れが簡単にできるので、頻繁に使うものを収納するのに適しています。ただ、たくさんのものを吊り下げすぎるとバラつき感ができ、雑な感じにみえます。
収納する空間を無駄なく使うには、その空間の大きさと、中に入れるものの大きさを把握することが大切です。高さについて述べると、よく使うものは出し入れしやすい高さ(おへその高さから目の高さまで)に、重たいものや大きいもの、あまり使わないものは下に置きます。ただ、あまり使わないものでも軽いものについては上に収納するのが原則です。奥行きについては、「もの」の奥行きにあった収納スペースを確保すべきです。文庫本などの15センチぐらいのものから寝具などの90センチぐらいのものまで様々です。
自分が出したものは、使い終わるとしまうという習慣を身につけることです。だしっぱなしが続くと、それだけ片付ける量が増えて大変なことになります。片付けの習慣を身につけることで便利な収納場所や改善点が新たに発見することができるかもしれません。